NordVPNの固定IPとは?料金・設定方法・通常サーバーとの違いを解説【2026年最新版】

NordVPNの固定IPについて、専用IP・IP許可リスト・設定方法・料金の見方を解説する VPN・セキュリティ

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NordVPNの固定IP(Dedicated IP)は、通常のVPNサーバーで他の利用者と共有するIPアドレスとは違い、自分専用の静的IPアドレスを使えるオプションです。IP許可リストがある業務システムへアクセスしたい、CAPTCHAの表示を減らしたい、毎回同じIPから接続したい人に向いています。

ただし、固定IPは「匿名性を最大化する機能」ではありません。また、固定IPだけでは自宅サーバーのポート開放やVPNサーバー自体の専有はできません。用途によっては、通常サーバーや専用サーバーのほうが適しています。

本記事では、NordVPNの固定IPの仕組み、通常サーバー・専用サーバーとの違い、料金の見方、購入から設定までの流れを解説します。

30秒でわかる結論:NordVPNの固定IPはこんな人向け

NordVPNの固定IPは、1人または少人数で、毎回同じ海外IPアドレスを使いたい人向けです。
通常のNordVPN契約に追加して購入し、選んだ地域の専用IPを使えます。IP許可リストのあるサービス、リモート業務、CAPTCHAを減らしたい場面で候補になります。
一方、ポートフォワーディング、自宅サーバーの外部公開、CPU・RAM・帯域まで専有する環境が必要なら、固定IPではなくNordVPN専用サーバーや法人向けの固定IP VPNを比較してください。

NordVPN固定IPがおすすめな人

  • 毎回同じIPアドレスから業務SaaSや管理画面へアクセスしたい
  • 接続元IPを許可リストに登録しているサービスを使う
  • 共有VPN IPでCAPTCHAやブロックが起きやすく、専用IPを検討している
  • NordVPNの通常機能を使いながら、特定の地域の専用IPも持ちたい
  • 10台以内の端末で固定IPを使う予定がある

NordVPN固定IPをおすすめしない人

  • VPNサーバーのCPU・メモリ・帯域まで専有したい
  • 外部から自宅サーバーやIoT機器へ接続するため、ポートフォワーディングが必要
  • 同じIPを多数の社員で使う法人環境を整えたい
  • 目的が一般的な公共Wi-Fi保護だけで、専用IPを必要としない
  • IPアドレスを頻繁に変えてアクセス元を分散させたい

固定IPを追加できるNordVPNの料金を確認したい方へ

まず通常プランの契約期間と、チェックアウト時に表示される固定IPオプションの初回総額・更新条件を確認しましょう。

NordVPNのプランと固定IPオプションを確認する

NordVPNの固定IP(Dedicated IP)とは?

NordVPNの固定IPは、契約者だけに割り当てられる静的IPアドレスです。通常のVPNでは、多数の利用者が同じVPNサーバーと出口IPを共有しますが、固定IPを追加すると、選択した地域のIPアドレスを自分専用として使えます。

固定IPを使うと、接続先から見えるIPアドレスを一定にできます。そのため、あらかじめIPアドレスを登録する業務ツール、クラウド管理画面、リモートアクセス環境などで使いやすくなります。共有IPで発生する可能性があるCAPTCHAや、他者の利用履歴によるIPブロックを減らせる場合もあります。

ただし、専用IPは契約者のメールアドレスと結び付けられます。複数の利用者に紛れることを重視する一般的な共有VPNと、プライバシー上の性質は異なります。固定IPを「完全匿名化」のために選ぶものではありません。

通常サーバー・固定IP・専用サーバーの違い

NordVPNでは、通常の共有サーバー、Dedicated IP、Dedicated Serverで、専有する範囲が異なります。

項目通常サーバー固定IP(Dedicated IP)専用サーバー
出口IP他の利用者と共有静的・契約者専用静的・契約者専用
VPNリソース共有共有専用の仮想サーバー
ポートフォワーディングなしなしあり
帯域幅無制限無制限月4TB
同時接続最大10台最大10台。ただしNordLynxでの固定IP接続は同時1台最大10台
向く用途通常のVPN接続、公共Wi-Fi保護IP許可リスト、固定の接続元、CAPTCHA対策ポートフォワーディング、専用資源、自宅・IoTへの遠隔アクセス

出典:NordVPN固定IPの案内NordVPN専用サーバー公式(2026年9月16日確認)。

固定IPと専用サーバーは別物

固定IPはIPアドレスだけを専用化するオプションです。VPNサーバーのリソースは他の利用者と共有され、ポートフォワーディングも使えません。

専用サーバーは、固定IPに加えて仮想サーバーのCPU・RAM・帯域を専有するサービスです。NordVPN公式は、専用サーバーに1 vCPU、4GB RAM、最大1Gbpsの専用帯域、月4TBの帯域幅、ポートフォワーディングを案内しています。自宅のネットワークやIoT機器へ外部から到達する目的では、固定IPではなく専用サーバーの機能が必要かを検討してください。

NordVPN固定IPの料金:通常プランに追加するオプション

NordVPNの固定IPは単独で使うサービスではなく、有効なNordVPNサブスクリプションに追加するオプションです。新規利用者は通常プランのチェックアウト時、既存利用者はNord AccountまたはWindows/一部のmacOSアプリから購入できます。

料金は、通常プランの契約期間、固定IPの地域、表示通貨、税、キャンペーンで変わります。そのため、広告の「月額換算」だけで判断せず、次の項目を確認してください。

費用項目確認する内容
通常VPN料金Basicなどのプラン、契約期間、初回一括総額、更新額
固定IPオプション料金選択地域、初回の追加料金、更新時の追加料金、税
請求期間固定IPと通常VPNの契約開始日・更新日がどう扱われるか
返金条件通常プランと追加オプションそれぞれの返金対象・購入経路

NordVPNの通常プランには、契約期間ごとの初回総額と更新額が表示されます。固定IPも含めた実際の支払額は、購入する地域と契約条件により変動するため、チェックアウト画面で総額を確認するのが確実です。長期プランでは、月額換算が毎月払いを意味しない点にも注意してください。

また、固定IPの所在地を指定してから設定が完了するまで、最大3営業日かかる場合があると案内されています。固定IPのサブスクリプション自体は購入日から始まるため、業務開始日が決まっている場合は余裕を持って申し込みましょう。

NordVPN固定IPの購入・設定方法

1.通常プランと固定IPオプションを購入する

新規利用者は、NordVPNの料金ページで通常プランと契約期間を選び、チェックアウトの「オプションのサービス」から固定IPを追加します。すでにNordVPNを利用している場合は、Nord AccountのNordVPNタブで「固定IPを取得」を選べます。

Windowsアプリから購入する場合は、接続オプションの「特殊サーバー」内にある固定IPからNord Accountへ進みます。macOSでは、公式サイトからダウンロードしたアプリで、OpenVPN(UDP)またはOpenVPN(TCP)に切り替えた状態なら購入を始められると案内されています。

2.Nord AccountでIPの所在地を選ぶ

購入後はNord Accountにログインし、NordVPNの固定IPタブで「固定IPを設定する」を選びます。希望するIPアドレスの地域を選択して確定すると、その地域のIPアドレスが割り当てられます。

所在地は、使いたい業務システムの利用規約やIP許可リストの条件に合う地域を選びましょう。後から変更できる回数・条件もあるため、国や都市は購入前に慎重に決めることをおすすめします。

3.各端末のNordVPNアプリから固定IPへ接続する

設定が完了すると、NordVPNアプリの固定IP(Dedicated IP)カテゴリから接続できます。Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Android TV/Fire TV、ブラウザ拡張機能に、それぞれ公式の接続ガイドがあります。

固定IPでは、OpenVPN(UDP/TCP)なら最大10台で同時接続できると案内されています。NordLynxでも接続できますが、固定IPでの同時接続は1台のみです。複数端末で同時に固定IPを使う場合は、選ぶプロトコルと台数制限を確認してください。

固定IPを使う前に、通常VPNの条件も確認

固定IPには有効なNordVPN契約が必要です。希望する契約期間と、固定IPを追加したときの総額を確認してから申し込みましょう。

NordVPNの料金ページで固定IPを追加する

NordVPN固定IPのメリット

IP許可リストを使いやすい

接続先に専用IPを登録すれば、自宅、出張先、モバイル回線など利用するネットワークが変わっても、VPN経由で一定のIPからアクセスできます。業務SaaS、クラウド管理画面、リモートアクセスでIP制限を使う場合に役立ちます。

共有IPによるCAPTCHAやブロックを減らせる場合がある

通常の共有VPN IPは、多数の利用者が使います。接続先のサービスが共有IPを不審なアクセスと判定した場合、CAPTCHAの表示やブロックが起こることがあります。専用IPなら他のNordVPN利用者とIPを共有しないため、この種の影響を減らせる場合があります。ただし、CAPTCHAが必ず表示されなくなる、すべてのサービスへ接続できるという保証ではありません。

NordVPNの通常機能と併用できる

固定IPが必要な作業では専用IP、通常の閲覧や公共Wi-Fi保護では通常サーバーという使い分けができます。固定IPを常時使う必要はありません。目的に応じて接続先を選ぶことで、固定IPを必要以上に露出させずに済みます。

NordVPN固定IPのデメリット・注意点

固定IPはメールアドレスと結び付く

固定IPを購入すると、メールアドレスがそのIPアドレスにリンクされるとNordVPNは案内しています。共有IPに混ざることを重視する用途では、固定IPの性質を理解して使う必要があります。

ポートフォワーディングは使えない

固定IPは「外部から自宅サーバーへ接続できる固定IP」を提供するものではありません。通常サーバーと固定IPにはポートフォワーディングがなく、受信接続、自宅NAS・カメラの公開、特定ポートへの到達が目的なら、専用サーバーなど別の構成を検討してください。

専用IPでも接続できないサービスはある

接続先の規約、国・地域の制限、組織のセキュリティポリシー、端末のアカウント権限によっては、固定IPでも接続できない場合があります。接続先の管理者に、専用IPの登録可否、必要な国・地域、VPN利用の可否を確認しましょう。

NordVPN固定IPと他社の固定IP VPNをどう選ぶ?

NordVPNの固定IPは、海外VPNの機能と専用IPを併用したい個人・少人数に適しています。日本の固定IPを業務で使うだけなら、国内サービスの契約条件や日本語サポートも候補になります。

法人の利用人数、サーバー専有、ポートフォワーディングの有無で適切な選択肢は変わります。IPアドレスだけが必要なのか、サーバー環境まで必要なのかを先に決めると、不要なオプションを避けやすくなります。

よくある質問

NordVPNの固定IPと専用IPは同じですか?

NordVPNでは、固定IPはDedicated IPとして提供されています。いずれも契約者だけに割り当てられる静的IPアドレスを指す説明として使われます。

NordVPN固定IPは何台まで使えますか?

NordVPNアカウント全体の同時接続上限は10台です。固定IPではOpenVPN(UDP/TCP)を使う場合に最大10台、NordLynxで固定IPへ接続する場合は同時1台と案内されています。

NordVPN固定IPは日本で使えますか?

日本からNordVPNを利用し、固定IPを設定することはできます。ただし、選択できる固定IPの所在地は購入・設定画面に表示される候補を確認してください。日本の固定IPが必要な業務用途では、所在地と接続先の要件を確認してから購入しましょう。

NordVPN固定IPは返金できますか?

NordVPNは新規サブスクリプションの初回購入に30日間返金保証を案内しています。一方、固定IPなど追加オプションを含む契約の対象範囲は、購入経路・契約内容により異なる可能性があります。購入画面と公式の返金ポリシーで対象条件を確認してください。

固定IPがあれば自宅サーバーを公開できますか?

固定IPだけではできません。NordVPNの固定IPにはポートフォワーディングがないため、外部からの受信接続が必要な用途はNordVPN専用サーバーや別のネットワーク構成を検討してください。

まとめ:NordVPN固定IPは「専用IP」が必要な人向け

NordVPNの固定IPは、通常サーバーの共有IPではなく、自分専用の静的IPを使えるオプションです。IP許可リスト、リモート業務、CAPTCHAが頻繁に出る作業に向いています。

ただし、固定IPはVPNサーバーやポートを専有するものではありません。自宅サーバー公開や専用資源が目的なら、Dedicated Serverを含む別の選択肢を比較してください。

NordVPNの固定IPが向くか確認したい方へ

通常プランの期間・更新額と、固定IPオプションを加えた総額を確認して、必要な所在地を選びましょう。

NordVPNの固定IPオプションを確認する

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