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30秒で分かる結論
グループ専用VPN WGは、チームで同じ固定IPを使いたい場合や、VPNに参加する端末同士で通信したい場合の候補です。WG+NGNは、フレッツのNGN経由の通信を活用したいチーム向けです。速度面の利点は、利用回線と通信区間によって変わります。必要な端末数、接続経路、無料体験の課金条件を整理して選ぶことが大切です。
おすすめな人・おすすめしない人
向いているのは、業務システムの許可IPをチームで統一したい企業や、複数のPC・サーバーをVPNでつなぎたい管理担当者です。ルーティングや端末のファイアウォールを設定できる担当者がいると、導入を進めやすくなります。
反対に、一人で固定IPを使うだけなら、チーム用の基本枠が余りがちです。また、アプリを入れられない端末、電話での導入支援が必須の職場、海外の接続先国を頻繁に切り替えたい用途では、ほかの選択肢も検討したいところです。
一人用の固定IPが目的なら、まずマイIPの評判・固定IP VPNレビューをご覧ください。
Better Choice Labの評価:E0・総合点は保留
本記事は**E0(公式情報調査)**として、料金、サービス仕様、設定マニュアル、契約条件を基に評価しています。
WG/WG+NGNそれぞれの通信性能や利用者満足度を採点するための独立した検証資料が十分ではないため、総合スコア・星評価は保留です。資料不足を、性能が低いという評価へ置き換えるものではありません。
現時点の判断は「チームの固定IPと端末間通信には候補。WG+NGNの追加費用は、自社の回線と使う通信区間で判断」です。
基本情報:WGとWG+NGNの違いを早見表で整理
どちらも株式会社インターリンクが提供する専用型VPNサービスです。タイトルの「専用VPNサーバー」は、両サービスが提供するサーバーを指す説明語で、別の商品名ではありません。以下では、各サービスを「WG」「WG+NGN」と略記します。
| 項目 | WG | WG+NGN |
|---|---|---|
| VPNの通信方式 | WireGuard | WireGuard |
| サーバーへの接続経路 | インターネット | インターネット・NTT東日本NGN・NTT西日本NGN |
| 固定IP | 契約者専用のIPv4固定IPが1個。グループ内で共有 | |
| 接続先国 | 日本 | |
| アカウント | 標準10、最大250。端末ごとに1アカウントが必要 | |
| 対応OS | Windows、macOS、iOS、Android、Linux、FreeBSD | |
| 基本的な用途 | 共通の固定IP・VPN参加端末間の通信 | 左記に加え、NGN経由での接続を活用 |
出典:WGの公式仕様、WG+NGNの公式仕様(2026年9月3日確認)。対応OSの個別バージョンや利用条件は、導入端末ごとに設定マニュアルと照合する必要があります。
なお、WGが付かない「グループ専用VPN」も別に存在します。本記事はWireGuardを採用する上記2サービスが対象です。旧サービスや別方式の仕様を、そのままWGへ当てはめないようにしましょう。
グループ専用VPNでできることは、大きく2つ
1.複数端末の出口IPをそろえる
取引先の管理画面が「登録したIPからだけアクセス可能」になっている場合、スタッフが共通のVPN出口を使えば、接続先の許可IPをまとめられます。
ここで共有するのは、外部サービスから見えるグローバルIPです。社員ごとに異なる固定IPを取得する仕組みではありません。端末を区別するためのVPN内のプライベートIPとは役割が違います。
2.VPNに参加する端末・サーバー同士をつなぐ
公式説明では、PCやサーバーが同じVPNに参加すると、参加機器同士で通信できるとされています。固定IPで外部へアクセスするだけでなく、グループ内のファイル共有などを構成できる点が特徴です。
出典:インターリンクによるWG提供開始の説明(2021年11月24日公開、2026年9月3日確認)。事業者の発表であり、第三者による使用感の評価ではありません。
VPNに参加しているPCと、その背後にある社内LANは分けて考えます。別の社内機器へ到達させるには、経路、認証、ファイアウォールなどを含めた設計が必要です。
基礎を整理したい方は、固定IP VPNの仕組み・メリット・選び方も参考になります。
WG+NGNとは?追加料金を払う意味があるケース
NGNは、ここではNTT東日本・西日本のフレッツ回線で利用するネットワークを指します。WG+NGNは、通常のインターネットに加えて、NTT東西のNGNからVPNサーバーへ接続できる構成です。
提供会社は、NGN内で完結する通信ならプロバイダー回線を通らず、大容量通信に向くと説明しています。外部のWebサイトやクラウドサービスへアクセスする場合は、VPNサーバーから先のインターネット区間も通ります。
| 利用場面 | 判断のポイント |
|---|---|
| NGN経由で参加する端末同士の通信 | WG+NGNの特徴を活用しやすい。東西のエリアをまたぐ利用も検討対象 |
| VPN経由で外部のWebサービスへアクセス | VPNサーバーより先の通信も影響する。「すべてNGNだから高速」とは判断できない |
| フレッツ以外の回線から参加 | 一般のインターネット経由で利用。端末側でNGN経由の利点が得られるとは限らない |
出典:WG+NGNの接続イメージ・注意事項(2026年9月3日確認)。表の「判断のポイント」は、公式の接続構成を踏まえた編集部の整理です。
NGN経由の利用には、回線条件と設定の確認が必要
公式仕様では、フレッツ回線でIPoE接続(IPv4 over IPv6)を利用する場合に、NGN経由で接続可能と案内されています。NGNから接続する場合もインターネット接続環境が必要で、フレッツ契約だけでは利用できません。
端末では、公式のNGN判定サイトで利用環境を調べ、東日本・西日本・一般回線のいずれかに対応した設定ファイルを使います。会社と外出先で回線が変わる場合は、設定の切り替えも考慮しましょう。
出典:WG+NGNの利用条件、macOSの設定手順(2026年9月3日確認)。
NGNからの接続だけに制限する運用もある
WG+NGNでは、VPNへのアクセスをNGN内に限定し、インターネット側からの接続を遮断できると説明されています。
これは入口を絞る選択肢ですが、モバイル回線や出張先の一般回線からも接続したい運用とは両立しない場合があります。制限を厳しくする前に、誰がどの回線で接続するかを整理するのが先です。
出典:WG+NGN「より高いセキュリティ環境も選択可能」(2026年9月3日確認)。NGN限定の運用でも、端末の感染対策と認証情報の管理は引き続き必要です。
料金比較:基本料とアカウント追加費用
以下は通常の月額料金です。長期契約を月当たりに割り戻した表示ではありません。
| 項目 | WG | WG+NGN |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 基本10アカウント | 月額5,500円 | 月額8,800円 |
| 追加10アカウントごと | 月額5,500円 | 月額5,500円 |
| 合計20アカウントの試算 | 月額11,000円 | 月額14,300円 |
| 合計30アカウントの試算 | 月額16,500円 | 月額19,800円 |
出典:WGの料金、WG+NGNの料金(2026年9月3日確認)。20・30アカウントは、公式の基本料と追加単価から編集部が計算。別途、各拠点の回線・プロバイダー等の費用が必要です。
同じアカウント数なら、WG+NGNの追加負担は月額3,300円です。課金される12か月を単純に比較すると39,600円の差になります。これは無料期間を含む初年度請求額ではありません。
回線条件が混在しており、固定IPでクラウドへアクセスすることが主な目的なら、まずWGを候補にできます。NGNを使う端末が多く、グループ内のファイル転送などを重視する場合は、追加費用に見合うかWG+NGNで試すとよいでしょう。
人数ではなく「使う端末数」で見積もる
両サービスとも、利用端末ごとにアカウントが必要です。社員10人がPCとスマートフォンをそれぞれ使うなら、10人だから基本枠で足りるとはいえません。接続するサーバーも含めて台数を数えます。
また、追加は10アカウント単位です。11アカウント必要なら、料金上は20アカウント分になる点も予算に影響します。
出典:WGの端末・アカウント仕様、WG+NGNの料金単位(2026年9月3日確認)。
最大2か月無料でも、追加アカウントは条件が違う
無料体験はサービス開始日から翌月末までです。「必ず60日間」ではありません。期間内に退会しなければ、有料での継続利用に移ります。支払い方法に応じたカード情報や本人確認書類も必要です。
出典:インターリンクの無料体験案内(2026年9月3日確認)。
特に注意したいのが、専用VPNの料金ページにある例外です。
- 無料体験で使えるのは、標準の10アカウントまで。
- 申込時に追加アカウントを希望すると、無料体験は適用されない。
- 追加アカウントを希望した月から、追加分だけでなく月額基本料金も請求される。
- 日割り計算はない。
出典:WGの料金・注意事項、WG+NGNの料金・注意事項(2026年9月3日確認)。
まず基本枠で接続の相性を調べる場合と、全社規模で同時利用を試す場合では、費用の条件が変わります。小規模テストだけで、大人数でも同じ性能が出るとは判断しないようにしましょう。
必要な端末数と無料体験の条件を整理する
基本枠で試すか、追加アカウントを含めて導入するかで課金開始が変わります。WGとWG+NGNの違い、対象プラン、継続時の月額を見比べてください。
メリット:専用VPNサーバーとして評価できる点
1.チームで共通の固定IPを使える
部署単位・プロジェクト単位で出口IPを統一できれば、取引先へ申請する許可IPを整理できます。個々のスタッフの回線変更にも対応しやすい構成です。
固定IPによる制限は「許可した経路から来た通信か」を判断するためのものです。利用者の本人確認や、業務システム内の権限管理と組み合わせて運用します。
2.必要な通信だけVPNへ送れる
両サービスはルーティング機能を備え、最大20件まで登録したIPアドレス宛の通信をVPN経由にできます。CIDR形式という、IPアドレスの範囲をまとめて指定する書き方も使えます。
たとえば、固定IPが必要な業務システムだけをVPNへ送り、それ以外の通信は通常回線を使う設計が考えられます。
出典:WG提供開始時の機能説明、WG+NGNのルーティング仕様(2026年9月3日確認)。
なお、公式FAQでは、管理画面で経路を変更した後に、設定ファイルまたはQRコードで端末を再設定する手順が案内されています。変更作業には、各端末への設定配布も含めておきましょう。
出典:ルーティングの設定方法(2026年9月3日確認)。
3.接続元の制限や認証情報の管理ができる
公式FAQでは、VPNサーバーへ接続するIPを許可・制限する設定が案内されています。WG+NGNはIPv4・IPv6それぞれの設定に対応します。
出典:VPNサーバーへのアクセス制限(2026年9月3日確認)。
端末ごとの設定情報を扱えることは、チーム運用の土台になります。ただし、認証情報の管理と、企業向けのシングルサインオンや多要素認証は別の機能です。必要な認証要件を満たすかは個別に照合しましょう。
4.日本語の設定資料を参照できる
公式には、Windows・macOS・スマートフォンに加え、Linux/FreeBSDの設定案内もあります。技術担当者が複数OSの端末を扱う際の資料になります。
出典:WG+NGNの設定マニュアル一覧(2026年9月3日確認)。
マニュアルがあることと、設定作業を代行してもらえることは別です。配布、設定変更、端末紛失時の対応を社内で担当できるかも、導入判断に含めたいところです。
デメリット・注意点:法人利用で見落としたくないこと
1.実効速度は回線やサーバーの混雑状況で変わる
WG+NGNは、公式にNGNやVPNサーバーの混雑状況で実効速度が変わると案内されています。WGも回線・サーバーの状況の影響を受けます。
出典:WGの注意事項、WG+NGNの注意事項(2026年9月3日確認)。
速度の評価には、通信方式の名称よりも業務環境での結果が重要です。ファイル転送やWeb会議を同時に動かし、普段の業務時間帯で遅延や切断を調べましょう。
VPNサーバーの専有範囲と、物理機器・回線の占有範囲や帯域保証は別の確認項目です。一定の帯域が必須なら、保証条件を契約前に問い合わせる必要があります。
2.ログは残るが、詳しい利用時間や通信量の監査には限界がある
両サービスの公式仕様では、接続ログの保存期間は6か月です。ログの内容について、FAQはVPN経由の通信開始日時を記録し、切断やデータ通信量などは記録しないと説明しています。
出典:WGのログ保存期間、ログファイルの説明(2026年9月3日確認)。
したがって、通信開始日時だけから「社員が何時間接続していたか」「何GB送ったか」を正確に算出することはできません。勤怠管理や詳細な監査証跡が必要なら、別のシステムを含めた設計が必要です。
このFAQが説明しているのは、利用者が参照するログの範囲です。事業者が運営上保存する記録の全体像は別途確認が必要で、「完全ノーログ」と評価する根拠にはできません。
3.端末同士がつながる分、共有範囲の管理が必要
グループ内で機器同士が通信できることは利点ですが、不要な共有や弱い設定を残せば、ほかの端末からアクセスされるリスクも生まれます。
各サービスの利用規約も、端末側でのファイアウォール等による感染対策を求めています。VPNを導入した後も、OS更新、共有フォルダーの権限、端末保護は必要です。
出典:WGのサービス別利用規約、WG+NGNのサービス別利用規約(2026年9月3日確認)。
設定ファイルやQRコードも、接続に使う重要な情報として管理しましょう。退職者や紛失端末を外す手順は、本番導入前に試しておくと運用しやすくなります。
4.電話サポートを前提にできない
インターリンクはセルフサポート方式を採用し、電話サポートを用意していないと明示しています。
出典:無料体験案内のサポート方針(2026年9月3日確認)。
障害時に電話で即時相談したい企業や、ネットワーク担当者がいない職場には判断材料となる条件です。サポートの受付時間、返信の目安、障害通知、復旧時の連絡方法を、自社の業務要件と比べておきましょう。
5.マイIPのアドレスをそのまま移せない
公式の注意事項では、マイIP・マイIPソフトイーサ版の固定IPを、このサービスで利用できないと案内されています。
出典:WGの移行時の注意事項、WG+NGNの注意事項(2026年9月3日確認)。
移行では、新しいIPに合わせて取引先の許可リストを変更する時間も含めて計画しましょう。
6.企業向けのすべての管理機能がそろうとは限らない
公開資料だけでは、管理者の細かな権限分離、シングルサインオン、VPN側の多要素認証、稼働率保証などの提供条件を十分に判断できませんでした。
これらの対応可否は、契約前の確認事項として残ります。必須機能がある企業は、提供範囲について回答を得てから導入を判断しましょう。
評判・口コミは?公式の機能説明と利用者評価を分ける
今回の調査では、WG/WG+NGNの契約プラン、端末、利用回線、試験条件まで追える独立した口コミ・実測資料を十分に確保できませんでした。
サービス紹介や提供開始の記事は見つかりますが、それだけで「多数の利用者から高速と好評」とは判断できません。インターリンクの別サービスに対する感想も、本サービスの性能や使いやすさの評価には流用していません。
法人導入では、抽象的な評判より、自社に近い条件で次の点を調べるほうが判断に役立ちます。
- 想定した回線・端末で接続できるか。
- 同時利用時に、業務上困る待ち時間が発生しないか。
- 経路変更や端末の入れ替えを管理できるか。
- サポートへの問い合わせ方法が自社の体制に合うか。
WGとWG+NGN、どちらを選ぶ?
固定IPの統一が主目的なら、まずWGを検討できます。NGN経由の接続が必要ない場合、基本料金を抑えられるためです。
フレッツ回線の利用者が多く、参加端末間で大きなファイルを扱うなら、WG+NGNを検討する価値があります。実際にNGN経由で接続できるかを調べ、業務上の改善が追加費用に見合うかで判断します。
どちらも「高いプランを選べば必ず解決」という関係ではありません。NGNの通信区間と必要端末数を含めた料金を合わせて考えるのが選び方の軸です。
ほかの固定IPサービスも含めて考える場合
一人用ならマイIPレビュー、固定IPと専用IPの違いから選びたいなら固定IP VPNの選び方を参考にしてください。海外の接続先国を選ぶ目的では、同社のセカイVPNレビューとは用途を分けて検討しましょう。
他社と比較する場合は、月額だけでなく、端末数、端末間通信、ログ、接続経路、契約期間、サポートをそろえて見積もる必要があります。本記事では、条件がそろわない他社料金との勝敗は付けていません。
申込み・無料体験・解約の進め方
申込み後、すぐ使えるとは限らない
公式の開始フローでは、クレジットカード支払いでも登録作業に2営業日程度かかるとされています。NTT支払いや口座振替では、別途手続きが必要です。
出典:WGの開始フロー、WG+NGNの開始フロー(2026年9月3日確認)。
利用開始の案内が届いたら、管理画面のアカウント情報と設定ファイルを確認し、端末へ設定します。WG+NGNでは、回線に合った設定を選びます。
無料体験では、接続成功だけで終えない
次は編集部が提案する試験項目です。
- 業務サービスから見える出口IPが、許可したIPになっているかを調べる。
- 必要な端末間通信だけを許可し、不要な共有を閉じる。
- ルーティング変更後、設定を配り直して反映を確かめる。
- 通常の利用時間帯にファイル転送・Web会議などを同時に動かす。
- 回線切り替え、端末紛失、利用者の退出を想定して運用手順を試す。
追加アカウントを使った試験は課金条件が変わるため、無料体験の注意点を踏まえて予算を組みましょう。
解約はマイメニューから。日割り精算はない
解約は対象のサービスIDを選び、マイメニューから手続きします。公式FAQでは、解約申請後の取り消しはできないと案内されています。解約するサービスと希望日を取り違えないことが大切です。
通常の解約手数料・違約金はありませんが、解約日までに発生する利用料金は支払う必要があります。月途中の申込み・退会でも、日割り精算は行われません。
出典:退会・解約方法、日割り計算について(2026年9月3日確認)。規約違反等に対する措置とは別の、通常の解約条件です。
無料体験を継続しない場合は、終了前に手続きを済ませ、管理画面の解約日を確かめておきましょう。アプリを削除するだけでは契約の解約にはなりません。
よくある質問
「WG VPN」とWireGuardは同じものですか?
WireGuardはVPNの通信方式です。「グループ専用VPN WG」は、その方式を採用するインターリンクの商品名です。同じWireGuardを使うVPNでも、料金や管理機能は商品ごとに異なります。
WG+NGNはフレッツ以外から使えませんか?
一般のインターネット経由でも参加できます。ただし、NGN限定の接続制限を設定した場合は別です。利用回線に合った設定を選ぶ方法は、前掲のNGNの説明をご覧ください。
全員に別々の固定IPが割り当てられますか?
外部への出口は、グループで共通の固定IPです。各端末を区別するVPN内のアドレスとは分けて考えてください。利用者ごとに別の出口IPが必要なら、別構成を検討します。
VPNを使えば社内ファイルサーバーへ自動的につながりますか?
サーバー自身をVPNに参加させる構成と、VPNを経由して別の社内ネットワークへ入る構成では設定が異なります。接続先の権限・経路・ファイアウォールまで含めて設計が必要です。
接続時間や通信量を社員ごとに集計できますか?
公式のログ説明では、切断やデータ通信量は記録対象ではありません。ログの限界を踏まえ、必要な監査項目がそろうかを判断しましょう。
最大2か月無料なら、全社員で無料テストできますか?
基本枠を超える追加には無料体験の適用条件があります。人数ではなく端末数で必要アカウントを数え、追加時の課金条件を先に把握する必要があります。
まとめ:共通の固定IPならWG、NGNを活用するならWG+NGN
グループ専用VPN WGは、共通の固定IPと端末間通信を構成したいチームの候補です。WG+NGNは、そこにNGN経由の接続という選択肢を加えたサービスです。
選定のポイントは、広告上の「高速」という言葉ではなく、自社の回線・端末数・使う通信区間です。ログの限界、端末の保護、追加課金、サポート体制まで含めて判断すると、導入後の食い違いを減らせます。
チームの回線と運用に合う構成を選ぶ
固定IPの統一が中心ならWG、NGN経由の端末間通信も使いたいならWG+NGNを候補に。必要な端末数で費用を整理し、無料体験の範囲と有料での試験範囲を分けて検討しましょう。

